よくある質問

Q1.莪述ってなに?

ガジュツはショウガ科の多年草です。原産はヒマラヤ地方で、現在は熱帯の広い地域で栽培されています。葉は楕円形で、夏には淡い紅色をした花を咲かせます。その根茎を乾燥させ粉末にしたものが、昔から芳香性健胃薬として利用されてきました。古くは四〇〇年前の中国の漢方に関する書物にその多くの使用効果が記されており、長い歴史の中で人々に利用されてきた植物なのです。
莪述の最大の薬効は、有効成分が腸の働きを活発にし、腸に溜まっている宿便や古便の排泄を促進させることです。これにより腸内環境が整えられ、正常な血液を生み出し、全身に送ることができます。また莪述には特有の苦味があり、この苦味を舌で感じることにより脳に刺激を与え、脳を活性化させます。

Q2.莪述の成分は?

莪述にはさまざまな有効成分が含まれています。「日本薬局方」の記載によれば莪述には、健胃作用・殺菌作用・防腐作用に優れた「シネオール」、抗炎症作用・抗潰瘍作用・抗ペプシン作用に優れた「アズレン」、強心作用に優れた「カンファー」といった胃腸に大変有効な3種類の精油成分が含まれていると記されています。
また最近の研究により、高血圧の解消・脳卒中の予防・抗ガン作用に有効とされる「フラボン系の配糖体」や、春ウコン・秋ウコンに多く含まれる肝機能向上・胆汁の分泌促進・利尿作用に優れていることで有名な「クルクミン」も含まれていることが解っています。
さらに、胃炎・胃潰瘍の原因一つとされる悪玉菌のヘリコバクター・ピロリ菌に莪述が大変有効であることも確認されています。
しかし莪述にはまだまだ未確認の成分が数多く存在し、新たな有効成分の発見に期待が高まっています。

Q3.莪述は副作用の心配はないの?

莪述が化学薬品と大きく違う点は、ほとんど副作用が起こらないということです。人によっては一時的に体の状態に変化が現れることがありますが、それは体調が改善されて病気が快方に向かう際に起こる一時的な反応、「好転反応」だと考えられますので心配要りません。
代表的な例として、宿便の腸内での分解によるガスの発生や、腸の運動の活性化による便のゆるみ、または古便・宿便の排泄促進に伴う便の不良、利尿作用による頻尿などが上げられます。

Q4.どれぐらい飲めばいいの?

化学薬品ではないので用量はありませんが、目安として健康な方で3g前後(ティースプーン軽く山盛り一杯)を一日3~6回程度が丁度良いでしょう。
また、具合の悪い方や何か症状の改善を目的とされている方は、健康な方の半分程度(1.5g前後)を6回以上に分けてこまめに飲むとよいでしょう。こうすることで莪述が常に体内に留まり、有効成分が効率よく吸収されます。
化学薬品においては、食前・食間・食後といったように飲む時間帯が決められていますが、莪述においては飲む時間帯に決まりはありません。しかし効率よく摂取するために、あまり偏らずに等間隔で飲む方がよいと考えられますので、忘れないように習慣付ける意味も込めて、朝昼晩の食事に合わせて飲むのがよいでしょう。さらに食後に飲むと満腹感がスーッと落着き、より莪述の効果を実感できます。
また、莪述は苦味が強いため、オブラートに包んで飲んでいる方がおられますが、これではせっかくの莪述の薬効を半減させるこになります。莪述の薬効を最大限に得るためには、オブラートに包まず苦味を感じることで脳を刺激し、口腔や咽喉、さらには食道の粘膜からも有効成分を吸収することが重要です。

Q5.効き目はどれくらいで現れるの?

莪述は「日本薬局方」に記載されている生薬と呼ばれる薬草です。生薬とは漢方薬を調合する際の材料となる薬草または薬効物のことです。ですから一般的に「薬」と呼ばれ、厚生省が認可している化学薬品とは種類が異なります。ましてや、多くの莪述は健康食品として販売されていますので、販売元は効能効果を謳うことができないのです。
しかし莪述が健康な身体をつくり上げてきたのは、古くから人々が築き上げた紛れもない事実です。本来、きれいな血液が正常に身体を巡っていれば病気は無いのです。つまり、あらゆる病気の原因は血液の異常にあると考えられます。
しかし、血液を正常に戻すには長い時間が必要です。ですから効き目を実感するためには、長い目で見なければなりません。症状の改善にあたって目先の効果に惑わされるのは禁物です。

Q6.品質に差はあるの?

結論から言うと、差はあります。それは有効成分の量と、本来莪述そのものが秘めているエネルギーの差です。
莪述は栽培された地域、畑地のほか、製造者の品質に対する姿勢によって製品にした際の品質に大きな差が生まれます。ですからメーカーがどの畑地のものを使い、どのような姿勢で製造しているか、よく知る必要があります。
原料の産地や製造工程が不明な粗悪品に惑わされず、情報がしっかりと開示されており、自分自身が納得したメーカーから買い求めることです。

Q7.妊娠中でもガジュツを飲んでいいの?

現在多くの健康食品、薬効食品において妊娠中の摂取を避けるよう表示してあります。これらの多くは特に妊娠中に摂取すると、~ような症状の恐れがあると明確にしているのではなく、妊娠中の方に何か起こった時、その原因と思われるのを避けるためです。
弊社は莪述の販売に携わって60年以上経ちますが、一度も莪述の影響とされる妊娠中のトラブルはございません。反対に莪述による妊娠中の蛋白尿や妊娠中毒症の解消などは多く体験しております。
また、弊社の莪述を取り扱っていただいております内科や産婦人科の医師も、妊娠中の方へのガジュツ処方によるトラブルは一度もないとの報告をいただきました。
その他、日本一のガジュツの権威である水野修一先生に直接お尋ねしたところ、ガジュツによる流産の心配はないとの回答をいただきました。
しかし、妊娠中の方以外にも当てはまりますが、ガジュツを飲むことで下痢を伴われるようでしたら一時摂取を中断してください。それでも下痢が解消されない場合は、しばらくの間ガジュツを摂取しないことをおすすめいたします。
※ガジュツの摂取は自己管理の範囲内でお願いいたします。

Q8.現在病院の薬を服用中です。ガジュツを一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?

差し支えありません。
弊社の和草堂純莪述は100%自然食品ですので、一般の食品(野菜や穀物など)と同様にお考えください。
※ガジュツの摂取は自己管理の範囲内でお願いいたします。